Enjoy Your Running!
〜さあ!走り始めよう!〜

記録や順位なんか関係ない!なんといっても楽しくが一番
さあ、シューズを履いて外に出よう!

CONTENTS

1.朝を走る楽しみ 2.AFTER5の楽しみ 3.コースを見つける楽しみ
4.こんなことに気をつけよう! 5.走るときの必需品 6.走るお父さんお母さん

使って楽しいランニングツール


1.朝を走る楽しみ
 
 朝、シューズを履いて外へ出ると、いろいろな発見があります。
普段は交通量の多い道路に車もまばらで、怖いくらいの静寂があります。そんな中では、空気も昼間と違い、まさに「すがすがしい」という言葉がピッタリします。何気なく吸っている空気にも「味」があるんだなあと思ったりします。
少し歩いた後で、ゆっくり走り始めると小学校があり、その通学路を毎日掃除しているおばあさんがいます。
数日後には、そのおばあさんともう一人ちがうおばあさんが加わっていたりします。子供たちがまだ、眠りについている間にこんなことがあるなんて知らないだろうな。なんて少し優越感を感じたりします。
夏の日には、途中に立ち寄る公園のベンチに野宿している若者がいます。今風の「茶髪」で、前夜花火をやったのか、燃え滓がちらかっています。「彼らは一体どんな生活をしているのだろうか。」なんて余計なお節介でしょうか。
しばらく走っていくと、かなり広い公園に着きます。そこでは、ジョギングコースが整備されているせいか、まだ午前6時前というのに実に多くの人達が走ったり、歩いたりしています。中には目の不自由な父の手を引き、散歩する娘さん、目が不自由ながらパートナーに手を引かれて走る人、そんな人達とすれ違いながら実にいろんなことを考えたりします。時には訳もわからずうれしくなったり、励まされたりします。

こんなことを考えられるなんて、とても得な気がします。まだ、街が眠っている間にたくさんのことを発見できます。
朝のコーヒーがよりおいしくなると思いませんか。こんな楽しみもあるのです。


2.AFTER5の楽しみ

  仕事も終わり、日も暮れかかる頃、職場が街中にあれば、「ちょっと一杯」というところですが、トレーニングウエアに着替え、シューズを履いて走りに行くことにもちょっとした楽しみがあります。
サラリーマン、OL、学生が家路を急ぐ中を颯爽と走り抜けていく。その日あった仕事のこと、ひとつの仕事を遣り遂げた達成感だけでなくトラブルなどのストレスなどを汗といっしょに流してしまいたい。それは「ちょっと一杯」とさほど変わるとは思いませんが、どちらかというと走った方が健康的ではありませんか。
もちろん、毎日とは言いません。そんな方法も「ちょっと一杯」に加えてみてはいかがでしょうか。
サラリーマンだけではありません。普段は家を守っている主婦の方(パートやアルバイトをされている方も多いと思いますが。)、子供も大きくなり、少し余裕の出てきたら、夕食の準備を終えて、あるいは後片付けを終えて、ちょっと気分転換に外に出て見ると、少しは気が晴れるのではないでしょうか。


3.コースを見つける楽しみ
 
 いつも通勤や買い物で知っているつもりの道も、ちょっと路地を入れば案外知らない道は多いもの。「こんなところに通じているのか。」なんて新しい発見もあったりします。身近には実にたくさんの道があり、複雑につながっているものです。曜日ごとにコースを変えたり、気分によってコースを変えたりするだけで、たくさんのバリエーションが期待できます。もちろん毎日同じコースを走るのも悪いことじゃありません。あと何分ぐらいかかるかが次第にわかってくる利点があります。自分だけのホームコースを持つだけで、自分の世界を持つことができるのです。


4.こんなことに気をつけよう!

1.トイレの位置を確認しておこう。
 いざ意気込んで走り始めても人間何が起こるかわからないもの。特に朝は体が目覚めたばかり。そのためにも是非公衆トイレのある場所は確認しておこう。

2.信号は守ろう。
朝は交通量も少なく、赤信号でもつい道路を堂々と横切ってしまいがち。実はそこが落とし穴。運転手だって道が空いていれば、スピードを出したり、時には寝ぼけ眼だったりします。夜は夜で暗い上に家路を急ぐ気持ちはだれでも同じ。
走っているのは自分だけではないことを覚えておこう。



3.犬には気をつけよう。
朝や夜、走る頃にはちょうど犬の散歩もピークに達する頃。最近ではほとんどの人が鎖や紐につないで、糞を処理する袋をもっている人もだいぶ増えました。ただ時には踏んではいけないものが、道端に・・・。
それだけではありません。鎖につながれていても、やっとすれ違うことのできるような道では、犬がよろこんで飛びかかってくることもよくあるのです。
私も以前、朝、走っている最中にすれ違った犬が尻尾を振って飛びついてきて、流血しながら帰ったことがありました。
十分に注意する必要があるでしょう。


4.鳥には気をつけよう。
 歩道を走りながら、ふと見上げると長く続く電線に鳥たちが並んで休憩。そして、頼みもしない贈り物が降ってくることも。十分気を付ける必要があります。下も上も決して安全ではありません。そして、もう一つ注意するのは近くにカラスの巣があった場合、子育ての時期には子を守るために威嚇してくることがあります。走るときはそっとしておいて欲しいものですが.、そうもいかないときがあるようです。


5.無理は絶対やめよう。
そんなことは誰でも承知。けれど、次第に習慣づいてくると多少のことはあってもスケジュールは崩したくないもの。勤勉な日本人の悲しい性(さが)でしょうか。 まず、自分の体に耳を傾けよう。痛みあったり気分がすぐれなかったりしたら、休む勇気も必要。
自分の体だけではなく、天気、風や雨など思わぬ災難に巻き込まれることもあります。 「楽しい」ことは「安全」であることが前提です。決して無理はいけません。

6.明るく安全なところを選んで。
夕食の片付けを終え、近所の友達と声を掛け合って、夜の散歩やジョギングに出かける人を多く見かけます。
暗い夜道を歩くと、足元に大きな石が落ちていたり、空き缶が捨ててあったり、何があるか分かりません。思わぬ事件に巻き込まれないとも限りません。 また、明るいからといって交通量の多いところを走るのは返って危険!
いつ車が迫ってくるかわかりません。 せめて、明るくて歩道と車道の区別がはっきりとしているところで走り(歩き)ましょう。



5.走るときの必需品

ポケットティッシュ 駅で配っていたりするけど、いざというとき意外と役立つもの
小銭 夏は特に水分補給が必要。最低缶ジュースの買える130円を。
名刺、など 途中、なにがあるかわからないもの。非常時の連絡先を明記。

6.走るお父さん、お母さん
家族そろってジョギングに出かけるなんて、理想的な家族ですよね。でも、お父さんは仕事で帰りが遅く、疲れていたり、逆にお母さんはママさんバレー。子供は塾があったり・・・
お父さん、お母さん一人でなんてことも多いはず。でも、これは重要。 走る時間を確保するには、それなりのことをしないと家族が納得しません。
お母さんはともかく、お父さんだって家事を手伝い、他の家族の負担を軽くしてあげなければ絶対に「気をつけてね。」なんて快く送り出してくれません。
家族円満、それが気持ちよく走る前提です。



使って楽しいランニングツール

<アップル・ウオッチ>
ある年の誕生日に次男が「アップルウオッチ」をプレゼントしてくれました。
最初は、使い方もわからず、操作も慣れずに苦戦しましたが、使っているうちにようやく慣れてきて、今ではその機能にすっかりお世話になっています。
 通常の時計の機能に加えて、欲しかった以下の機能があります。
〇1kmごとのラップタイムを記録し、教えてくれます。また平均ペースも記録されます。なんと、信号などで止まると自動的に一時停止してくれる。さらに、これらを音声で教えてくれるのです。
〇心拍数の変化や呼吸数(就寝中も含む)を記録してくれます。
〇走ったコースを記録してくれます。

 このほかにたくさんの機能があるのですが、少なくとも走るにはこれらの機能があるだけでありがたいです。
 自分が学生の頃にはデジタル時計が出始めたばかりで、常に秒針を見ながら頭で計算しながら走ったものです。
<歩数アプリ>
 歩数を記録するアプリがたくさんあります。万歩計を持って歩く時代はもう過去なのですね。
私が使っているのが
・「Coke On」(歩数ポイントを貯めて、コカ・コーラの販売機で無料で商品が買えます。」
・「健康マイレージ」埼玉県のアプリで、歩数ポイントにより県内商品の抽選ができます。ちなみにこれまでに焼肉セットが2回当たりました。
・「あるくと」キャラクターの依頼に応じて歩数を歩くとさまざまな抽選ができるゲーム感覚アプリです。
・「WALK」スギ薬局のアプリで歩数に応じてマイレージポイントを貯められます。
 毎日、ウエストポーチにスマホを忍ばせ、ランニングすると一日あたり10000歩〜20000歩を記録できます。
ただ、歩数カウントはアップルウオッチとは連動していないのが残念なところです。

 こんなことも走る動機づけとしては、立派な要素です。
かつては、ランニングウエアやシューズの機能・デザインなどで楽しんだものですが、加えてこんな楽しみ方もできると、ますますランニングが楽しくなります。そして健康も手に入れられて一石二鳥。時間も場所も問わないすばらしい習慣と言えるでしょう。